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10月, 2007の投稿を表示しています

横浜だがしや楽校

パシフィコ横浜で開催された「横浜だがしや楽校」に子どもたちと行って来た。入場無料。会場の中は、駄菓子コーナー、ゲームコーナーなどがあり、そこで駄菓子を買ったり工作をしたり簡単なゲームをしたりできるようになっている。 ユニークなのは、普通のお金が使えないということである。会場だけで通用するエコマネーという通貨を使う。エコマネーを手に入れるために、子どもたちはボランティア登録をして働かなければならない。 うちの子どもたちは、饅頭店に派遣された。ユニフォームを着せられて、饅頭を持って売り子になった。「一つ、百円、おいしいよ」と言いながらお客に饅頭を売るのである。30分働くと3枚のエコマネーがもらえる。エコマネーには「1KABAGON」と書いてあった。KABAGONが通貨の単位で校長の阿部進氏のニックネームである。 ここでは、現金をいくら持っていても意味が無い。自分で汗をかいて働かなければ、駄菓子も変えないしゲームもできない。子どもたちは、楽しんで働いていた。働くことはどういうことかを経験できた。一銭もかからないので親にとっても嬉しい。このような催しがあったら、また、参加したいと思った。

二燭電球売ってますか?

家の二燭電球が切れてしまったので、近くの家電量販店に買いに行った。店員に「二燭電球売ってますか?」と聞くと、分からないという返答だった。もう一人に聞いてみたが、良くわからないという。最終的に店長を呼んで聞くと、在庫が無いという答えだった。いつ入ってくるのかと尋ねると、未定ということだった。彼らの対応からは、パソコンや大型液晶テレビ、デジタルカメラなどの複雑で高価な商品は売りたいが、二燭電球などという安いものには興味がないという考えが見え見えだった。 商売のことを考えたら、彼らの対応は当然なのかも知れない。利幅の少ない安い商品は、止めるべきだという方針がでているのかもしれない。しかし、消費者の立場からすると、今は、デジカメより二燭電球の方が重要なのである。それがないと、夜中に真っ暗な中で過ごさなければならないのである。町の電気店で二燭電球を切らしていたら、店員は主人に怒られるだろう。儲かりさえすれば良いという考え方が跋扈している世の中は、実に嫌なものだと思った。