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伊勢神宮とパソコン

Windows98が出たときに買ったノートパソコンが家にある。外見は、まだまだ新しいのだが、使っているうちに、だんだん遅くなって使用に耐えられなくならなくなってしまった。一時は捨ててしまおうかと思った。 試しにリカバリCDでWindows98を入れなおして買った時の状態に戻してみた。デスクトップにあった今まで溜まっていたゴミがきれいになって気持ち良い。立ち上げてみると速い。捨てなくて良かったと思った。ワープロ代わりに使うのならワードもエクセルも必要ない。もともと、Windowsにはメモ帳やワードパッド、ペイント、イメージングソフトが内蔵されている。これがサクサクと動く。贅沢を言わなければ、これで十分だ。 世の中には、古くなったからと言って捨てられたり、ほこりを被っているパソコンがどれだけあるのだろうか。それだけで捨ててしまうのはもったいない。そんなパソコンはリカバリCDで再生させれば良いんだ。XPだとかVISTAだとか、新しさにばかり目を向けさせられるのは、地球温暖化が叫ばれている時代にそぐわないと思う。 実は、この文章も、10年前のノートパソコンのメモ帳を使って書いている。会社で使っているWindowsXP搭載の最新のパソコンと使い勝手は遜色ない。日本には伊勢神宮の本殿が20年ごとに全く同じ形で建て直されるというように、ものを大事に使って行くという伝統がある。この精神に則って使えるものは大事に使っていきたいものである。