パシフィコ横浜で開催された「横浜だがしや楽校」に子どもたちと行って来た。入場無料。会場の中は、駄菓子コーナー、ゲームコーナーなどがあり、そこで駄菓子を買ったり工作をしたり簡単なゲームをしたりできるようになっている。 ユニークなのは、普通のお金が使えないということである。会場だけで通用するエコマネーという通貨を使う。エコマネーを手に入れるために、子どもたちはボランティア登録をして働かなければならない。 うちの子どもたちは、饅頭店に派遣された。ユニフォームを着せられて、饅頭を持って売り子になった。「一つ、百円、おいしいよ」と言いながらお客に饅頭を売るのである。30分働くと3枚のエコマネーがもらえる。エコマネーには「1KABAGON」と書いてあった。KABAGONが通貨の単位で校長の阿部進氏のニックネームである。 ここでは、現金をいくら持っていても意味が無い。自分で汗をかいて働かなければ、駄菓子も変えないしゲームもできない。子どもたちは、楽しんで働いていた。働くことはどういうことかを経験できた。一銭もかからないので親にとっても嬉しい。このような催しがあったら、また、参加したいと思った。