ふるさと侍従川に親しむ会のイベントでいかだ下りに子どもと参加した。小学生の二人の娘は、侍従川の葦で作った葦舟で下った。私は、五歳になる息子を乗せて手作りのいかだとオール一本で4キロの川下りに挑戦した。
日差しは暑いが川面を通る風は涼しい。クーラーの中より余程、心地良い。下流に行くに従って川幅が広くなり景色がドンドン変わって行く。水が容赦なくいかだに入ってくる。息子は、水が塩っぱくなったと言って海が近いと勇気づけてくれた。気がつくと、平潟湾に出ていた。向かい風が強くなり、最後はサポートのカヌーのお世話になったが、どうにか、目的地の野島公園に辿り着いた。
車ならほんの5分程度の距離だが10時に出発して12時までかかった。手作りの15のいかだは全て完走した。公園で待っていたのは、冷たいビールとソーメンだった。理屈はどうでも良いが、とにかく、うまいビールだった。びりから2番目だったが、いかだペインティングの部で特別賞に選ばれた。自然と子どもたちと健康とビールに感謝した一日だった。
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