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お風呂は何で気持ち良いのか?

 お風呂に入ると“あ〜極楽”と自然に声が出てしまいます。なんでこんなに気持ちがいいのでしょうか。血行が良くなる、気持ちがリラックスする、体が温まる。それもありますが、私は万有引力から解き放されることがお風呂の心地よさだと思っています。

木から落ちるりんごを見てニュートンは万有引力を発見したということになっていますが、私たちの体は、引力の影響を受けています。夜は横になって眠りますが、人間は生きている限り引力に逆らって、立ち上がったり歩いたりして生活していかなければなりません。油断すると、つまずいて転んだりして骨を折ったりします。人が倒れたというと、ちょっと危ない信号です。

お風呂に入るとお湯の浮力で体が持ち上げられます。その時だけ引力から解放されます。旅館の広いお風呂であれば、力を抜いてポカリと湯船に浮くことも出来ます。目を閉じると体の存在すら忘れて母の胎内にいた時のような心地よさを感じます。

仕事が終わってお風呂に入り、一日の出来事を反芻しながら、ゆっくりと湯船に体を浸すとき、生きていて良かったなあと思います。体の芯から明日の活力が湧き出てくるような感じがします。そんな時、お風呂のある日本という国に生まれて幸せだなあと思うことがあります。

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