テレビのジパングという昼の番組で、万年筆の特集をやっていた。 作家の中には、モンブランの愛用者は多いらしい。 ペン先には、4810という番号が書いてあるが、 山のモンブランの標高の数字ということを聞いた。 作家がモンブランを使う理由は、機能性にあるらしい。 確かに、インクが詰まって出なくなることは少ない。 書き味もさることながら、使いたい時に、いつでもすぐに使えるというのが 万年筆に与えられた大きな使命だ。 それに比べて、パソコンと言うのは、筆記具としては失格である。 何かを思いついても、立ち上がるまで、数分かかる。 その頃には、良いアイデアはどこかに吹き飛んでしまうだろう。 色々な機能はいらないが、電源を入れるとすぐに使えるパソコンが出て欲しい。 情報家電と言うものは、そんなものになるのではないかと思う。