金沢八景の駅を出て、横断歩道で国道16号線を渡った所に、真鶴会館というレストランが入っていたビルがある。今は、真鶴会館を経営していた相生も出てしまって、1階でケンタッキーだけが営業している。ケンタッキーも8月一杯で閉めるようだ。そのビルが老朽化して取り壊しになる。
その跡地に、ボートピアという日本財団がやっている競艇の場外売場ができるということが発覚した。どうやら、近隣だけで話し合いが進んでいて、少し離れた住民や教育機関には内緒で進められていたらしい。近隣の商店は賛成している人もいたらしい。
その4回目の説明会が8月27日に瀬戸の集会所で行われるということがネットで広まった。その結果、ずいぶん、たくさんの人が集まったらしい。高校や大学もあり学生の通り道に遊興施設が出来るのは、教育上、好ましくないという理由で金沢八景駅を利用する住民やPTAの反対で白紙撤回されたということがブログで紹介されていた。(http://blog.spiceclub.info/?eid=1066305#sequel)
インターネットで調べてみたら、ボートピアについては全国各地で反対運動が起っていて中止になっているところが多い。個人情報の漏えいが問題になっているが、今回は、ボートピアを建設するという情報がネットに漏れたことで覆ったという象徴的な住民運動だ。ネットの普及が住民に力を与えたことは確かだが、逆に悪用してネット上で発言力がある人だけが暴走することは避けなければならない。
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